拠点配送などもワンストップでサポート
SGホールディングス(HD)グループでIT統括事業を担うSGシステムは8月31日、販促品受発注システム「Biz-Logi X-Order(ビズロジ・クロスオーダー)」に関し、新たに災害備蓄品管理機能を追加したサービスを開始したと発表した。
従来の機能に、避難所や事業所など複数拠点における災害備蓄品の在庫や消費期限などを、リアルタイムで管理できる機能を実装。災害備蓄品の適切な管理ができるよう後押しする。
システムの提供に加え、SGHDグループの事業会社などと連携し、災害備蓄品を保管する倉庫スペースの提供から在庫管理、拠点への配送までをワンストップでサポートする。
(SGシステム提供)
■ 主な特徴
1.複数の保管先の在庫をリアルタイムで管理
倉庫や事業所および避難所など、複数の保管先の在庫や最終棚卸日などをリアルタイムで一元管理。煩雑な管理業務を削減する。
2.消費期限を管理
拠点に保管された災害備蓄品の消費期限を適正に管理。ユーザーが設定したタイミングで、消費期限のアラートメールを送付することにより、計画的な仕入れを促す。
3.拠点ごとに必要在庫数のシミュレーションが可能
災害備蓄品の適切な在庫数を維持するために、各拠点の対象人数を基に必要在庫数のシミュレーションを行うことが可能。
4.SGホールディングスグループがワンストップでサポート
システムの提供にとどまらず、調達は佐川アドバンスや佐川印刷、倉庫管理は佐川グローバルロジスティクス、配送は佐川急便など、SGホールディングスグループがワンストップで災害への備えをサポートする。
(藤原秀行)