ナルネットコミュニケーションズ、テクノツリーと連携、国内で部品保管・発送可能に
シンガポールに本拠を持つEV（電気自動車）メーカーVECTRIX（ベクトリクス）の日本法人VECTRIX JAPANは10月2日、⼩型商⽤EV「I-Cargo」を10⽉1⽇に発売したのに合わせ、ナルネットコミュニケーションズ、テクノツリーの両社とメンテナンスを主とするアフターサポート体制の構築に向け、提携を開始したと発表した。
各社の専⾨分野を活かし、全国規模でアフターサポートを提供できるようにする。既に公表している東京海上日動火災保険と締結した協業契約と並行し、より安全に「I-Cargo」を使えるようにする。
さらに今回のアフターサポート体制は、提供する交換部品については国内で保管と発送を担い、輸⼊事情に左右されず安定して供給できるようにしている。⼯場へのサービスマニュアルの提供と合わせて作業の明確化・効率化を進め、利⽤者の利便性向上を図る。
（VECTRIX JAPAN提供）
ナルネットコミュニケーションズは利⽤者が安⼼して修理整備を受けられる全国1万1500の提携メンテナンス⼯場をベースとする「メンテナンスネットワーク」の構築を担う。
テクノツリーは、整備⼯場網に提供するサービスマニュアル、ユーザー向け取扱説明書の製作や、整備工場への知見提供、技術指導、講習会などのテクニカルサポートを手掛けるとともに、システムのDX推進を積極的に進める。
（藤原秀行）
