アサヒロジスティクス、福島・郡山に「2024年問題」対応で中継拠点としても活用可能な共同配送センター開設へ

アサヒロジスティクス、福島・郡山に「2024年問題」対応で中継拠点としても活用可能な共同配送センター開設へ

24年6月予定、東日本全域の物流基盤強化

アサヒロジスティクスは10月10日、福島県郡山市で2024年6月に新たな物流拠点「郡山共配センター」を開設すると発表した。

同社は経営目標として「2027年度までに東日本全域の食と農を支える物流インフラの確立」を設定。実現に向け、福島県内で初となる自社設備の共配センターを設け、東日本全域を結ぶ共配機能をより強固にし、安定した物流サービスを提供できるようにする。


拠点完成イメージ


(いずれもアサヒロジスティクス提供)

同社は関東6拠点、新潟県長岡市、宮城県仙台市、岩手県盛岡市と計9拠点の共配センターを構え、東日本全域をカバーできる共配網を整備している。郡山共配センターを加えることで、東日本全域の物流基盤をより安定させることができると見込む。

また、関東と東北を結ぶ中継拠点としても活用することで物流の効率化を図り、課題となっている「2024年問題」にも対応。より働きやすい職場環境の整備にもつなげる。

(藤原秀行)

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