積水樹脂、「2024年問題」対応で製品輸送にダブル連結トラックを投入

滋賀から関東エリア向け

防音壁材などを手掛ける積水樹脂は10月12日、トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」への対応として、グループの滋賀物流センター（滋賀県東近江市）から関東エリアへの輸送の一部にダブル連結トラックを投入すると発表した。

（積水樹脂提供）

1台で大型トラック2台分の輸送力を確保できる上、運転時間減少に伴い導入前と比較してCO2排出量を約4割削減する効果が見込まれることから、導入を決めた。

（藤原秀行）