災害時の物資輸送も視野
栃木県足利市とエアロネクスト子会社でドローン物流を手掛けるNEXT DELIVERYは11月1日、同市の三和地区で10月28日に買い物弱者支援や災害時の物資輸送を目的としたドローン配送の実証実験を展開したと発表した。
実証実験に使用した物流専用ドローンAirTruckを前に、撮影に応じる(左から)足利市・早川尚秀市長、NEXT DELIVERY・田路圭輔代表取締役
ドローン配送を見守る市民(RECAMP足利)
足利市は総人口13万9764人(今年10月時点)で、1990年の16万7686人をピークに減少傾向が続いており、ドローンを活用した実証実験に踏み切った。
実験では災害時を想定して足利市内の三和公民館から旧松田小学校までと、買い物代行を想定して三和公民館からRECAMP足利(松田川ダムふれあい広場)までの2ルートを、物流専用ドローン「AirTruck(エアトラック)」が飛行し、お菓子を空輸した。
物流専用ドローンAirTruckに箱をセットするスタッフ
(藤原秀行)※いずれもNEXT DERIVERY提供