24年1月1日付、渡邉会長は代表権ない取締役へ
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は11月16日、齋藤充社長(69)が代表権のある会長となり、後任に堀切智副社長執行役員(63)が昇格する人事を正式発表した。
渡邉健二会長(73)は代表権のない取締役に退く。いずれも2024年1月1日付。
堀切氏はNXHD傘下の日本通運社長を務めているが、今年12月31日付で退任する。後任の日通社長は同社の竹添進二郎取締役()が24年1月1日付で昇格する。
また、堀切氏は24年3月開催予定の定時株主総会と取締役会を経て、代表取締役にも就任する。
堀切次期社長(NXHD提供)
NXHDグループは中長期的に海外売上高を拡大させていく目標を示している。米国に駐在するなど海外経験のある堀切氏を社長に据え、目標達成を確実なものにしていきたい考え。
堀切 智氏(ほりきり・さとし)1983年東京大学法学部卒、日本通運入社。2017年取締役、20年副社長、22年NXHD副社長執行役員。23年1月より日本通運社長を兼務。鹿児島県出身。
(藤原秀行)