混雑常態化の東京港回避、供給安定化とリードタイム短縮図る
日本通運は4月19日、海上・鉄道輸送を連携させた新たな輸入貨物配達サービス「NEX OCEAN-SOLUTION BCP PACK」を同日発売したと発表した。
混雑が常態化している東京港を避け、名古屋港や博多港を経由。荷揚げ港の場所にこだわらず、西日本から関東・東北まで鉄道や内航船を利用することで供給の安定化とリードタイム短縮を図る。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催期間中と前後は東京湾臨海部で渋滞が見込まれることにも配慮した。同社は荷主企業や物流事業者のBCP(事業継続計画)対策としても活用が期待できると見込む。
輸送経路とサービスの概要(日本通運資料より引用)
(藤原秀行)