エネルギー転換とカーボンニュートラルを後押し
日本郵船は12月7日、中国国営エネルギー企業China Petroleum&Chemical(SINOPEC、シノペック)と、液化天然ガス(LNG)運搬船の長期間にわたる定期傭船契約を締結したと発表した。
中国エネルギー企業とLNG運搬船の定期傭船契約を結んだのは3件目。
本契約は2024年以降に開始し、投入船は最長23年間の中国向けLNG輸送に従事する予定。
中国は2060年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを宣言しており、本契約は中国でのエネルギー転換とカーボンニュートラルを後押しする。
(藤原秀行)