日本語教育など展開、互恵的な関係発展狙い
福山通運と公益財団法人小丸交通財団は12月13日、米カリフォルニア州のソノマ州立大学で12月8日、同大学、福山市立大学、米国の物流大手ビアジ・ブラザーズの3者と産学連携に関する意向書を締結、調印式を開催したと発表した。
今年10月にソノマ州立大学で開催した日本語作文スピーチコンテストをはじめ、福山通運へのインターンシップや日本語教育など産学連携を促進し、互恵的な関係を発展させるのが狙い。
併せて、日本語教育をはじめ日米の文化交流の推進、両国間の友好関係強化に貢献することを目指す。
小丸交通財団は交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月に発足。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を続けている。
また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど独自の活動を継続している。
意向書に調印した(左から)ソノマ州立大学 カレン・モランスキー副学長、ビアジ・ブラザーズ ニック・ビアジ副社長、小丸成洋福山通運社長兼小丸交通財団理事長、福山市立大学・佐藤利行学長(福山通運提供)
(藤原秀行)