取り扱いを保管・発送業務に拡大
免税店運営などのラオックスグループでギフト物流を手掛けるラオックス・ロジスティクスは12月25日、岐阜県岐南町を拠点にアパレル専業の物流センターを運営するポラリス(岐阜県岐南町)を10月31日付で買収したと発表した。
株式の取得額や取得比率は明らかにしていない。
ラオックス・ロジは従来のギフト加工倉庫と冷凍倉庫に加え、アパレル物流対応の新業務を開始した。
ポラリスの本社・倉庫 内観。敷地面積1300坪 延床面積850坪(ラオックスホールディングス提供)
ポラリスは1994年に設立。約30年にわたってアパレル専業倉庫として物流業務を展開している。検針・札付け・アソートなど出荷作業、検品・プレス・補修(縫製直し・汚れ落とし)に加え、EC物流に対応したシステムの導入でインターネット通販事業者へのサービス提供にも注力している。
今回の買収で関東圏から近畿、九州、中部に輸送・保管エリアを拡充。ラオックス・ロジの滋賀物流センターと機能を連動させ、顧客の商品の繁閑に合わせて保管場所の拡大や作業の高速化などを図ることを想定している。
(藤原秀行)