国交省航空局が告示、北緯37度以北対象
国土交通省航空局は1月2日、石川県の能登半島を中心に起きた強い地震を受け、航空法に基づき、石川県の能登半島全域の陸地上空で同日正午から原則としてドローンの飛行を禁じると告示した。捜索や救難活動を担うヘリコプターなどの飛行を優先するため。
対象は北緯37度から北の能登半島の陸地全域の上空で、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、七尾市、志賀町、中能登町が含まれる。日の出から日没までの間、地上から上空600メートルまでが禁止区域。禁止の期間はあらためて公表する。
ドローンのほか、たこや気球なども禁止の対象となり、違反すれば罰金を科される可能性がある。
飛行禁止の対象区域(国交省発表資料より引用)
(藤原秀行)