【地震】道路寸断の輪島市への大型車通行、あす(1月4日)中に復旧作業完了目指す

【地震】道路寸断の輪島市への大型車通行、あす(1月4日)中に復旧作業完了目指す

斉藤国交相が説明

斉藤鉄夫国土交通相は1月3日、同省内で記者会見し、石川県の能登半島を中心に発生した強い地震の影響で道路が寸断、車両通行が困難になっている輪島市などについて、1月4日中に復旧作業に不可欠な大型車が通行できるよう作業を急ぐ考えを示した。

同相によると、現時点で4トントラックは輪島市まで通行できるようになり、食料などの輸送が可能になっていると説明。「現在、水や燃料の輸送などに必要なタンクローリーや給水車といった大型車の通行を1日も早く可能とすべく、昼夜を問わず作業している。現地の渋滞や天候などの状況にもよるが、明日(1月4日)の作業完了を目指し、今努力している」と強調した。

併せて、海上から輸送物資や重機を輪島市などに送り込める輸送ルートの確立にも取り組んでいると報告。「現場海域は転覆した多数の船舶もあり、輸送ルートの確保は困難を極めているが、連日、海中からの確認作業を行うなど、海からのアクセス確保を早期に可能とすべく対応していく」と語った。

(藤原秀行)

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