配管損傷や漏水など、人的被害はなし
ジャパンディスプレイ(JDI)は1月4日、能登半島地震を受け、1月3日時点のJDIグループの工場などへの影響を開示した。
デジタルカメラ用ディスプレイなどを手掛ける石川県の石川工場(川北町)は従業員に人的被害がないことを確認。他の拠点でも確認作業を進めている。また、同工場では複数の配管の損傷、漏水、ボイラー停止といった被害が発生、復旧作業に当たっている。
同工場は1月8日まで冬期休業中のため生産を停止していたが、地震を受けて復旧タスクフォースを編成し、地震発生翌日の1月2日早朝に従業員71人が生産再開に向けて復旧作業を開始したという。
JDIは「安全確保の上、できる限り早い復旧を目指す」と説明しており、当初予定通りの1月8日の生産再開を想定している。
石川工場(JDIホームページより引用)
(藤原秀行)