CA出身者としても第1号、赤坂氏は代表権ある会長に
日本航空（JAL）は1月17日、赤坂祐二社長（62）が4月1日付で代表権のある会長となり、後任に鳥取三津子代表取締役専務執行役員（59）が昇格する人事を発表した。同社で女性が経営トップに就くのは初めて。
鳥取氏は旧東亜国内航空（現JAL）の客室乗務員（CA）出身。CAから社長になるのもJALで初めてという。新型コロナウイルス感染拡大の影響から経営が立ち直ってきたのを受け、バトンタッチする。
植木義晴会長（71）は4月1日付で取締役となり、6月開催予定の定時株主総会で取締役も退任する。
鳥取 三津子氏（とっとり・みつこ）1985年活水女子短期大学英文学部卒業、東亜国内航空入社。2020年執行役員客室本部長。常務執行役員客室本部長、専務執行役員カスタマー・エクスペリエンス本部長を経て23年6月より現職。福岡県出身。
鳥取次期社長（JALホームページより引用）
（藤原秀行）
