エコ配系のecoプロパティーズとナカノ商会、佐賀・鳥栖で1.1万坪のBTS型物流施設開発へ

エコ配系のecoプロパティーズとナカノ商会、佐賀・鳥栖で1.1万坪のBTS型物流施設開発へ

市内第2弾案件、26年春竣工見込む


建物の完成イメージ

エコ配ホールディングスグループで物流施設のアセットマネジメント(AM)業務を手掛けるecoプロパティーズは1月18日、佐賀県鳥栖市でAM業務を受託している物流施設開発プロジェクト第2弾に、3PL事業などを手掛けるナカノ商会が出資したと発表した。2026年春の竣工を目指している。

同プロジェクトは市街化調整区域に位置する農地を、ecoプロパティーズがAM業務を受託するSPC(特定目的会社)で購入、当該地で「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流総合効率化法)」に基づく特定流通業務施設の整備計画の認定を受け、BTS型物流施設を建設することを想定している。

テナントは既に決まっているが、ecoプロパティーズは詳細を開示していない。

開発対象地は長崎自動車道の鳥栖ICから約800mで、九州自動車道と長崎道、大分自動車道が交差する鳥栖JCTにも近接。九州全域へのアクセスに強みを持つ立地という。

物流施設は鉄骨造の地上4階建て、延床面積約1万1100坪を計画しており、スロープで2階に直接車両が乗り入れられるようにする。

テナントの要望を踏まえ、非常用発電設備や危険物庫、洗車場などを整備する予定。ecoプロパティーズはナカノ商会の物流業務のノウハウも活用し、テナントニーズを細かく反映した進的物流施設として開発したい考えだ。、


対象地所在図(いずれもecoプロパティーズ提供)

【物流施設概要】
所在地 :佐賀県鳥栖市姫方町字本川 563番1他(地番)
土地面積:約6,000坪
建物構造:鉄骨造地上4階建(予定)
延床面積:約11,100坪(予定)
竣工  :2026年春(予定)
出資者 :株式会社ナカノ商会
アセットマネージャー:株式会社ecoプロパティーズ

(藤原秀行)

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