アイリスオーヤマが静岡・御殿場の飲料水物流センター概要公表、パレット2.5万枚格納可能な自動倉庫導入へ

アイリスオーヤマが静岡・御殿場の飲料水物流センター概要公表、パレット2.5万枚格納可能な自動倉庫導入へ

同社初、26年稼働目指す

アイリスオーヤマは1月19日、静岡県御殿場市で新設する物流拠点「御殿場物流センター」の概要を発表した。同社はこれまで、全国の工場に物流機能を併設してきており、単独で物流センターを構えるのは初めて。竣工は2026年の予定。

新センターは総投資額約70億円を計画しており、主に飲料水の保管・出荷を行う。災害発生時や新たな感染症が流行した際は全国の拠点と連携し、必要とされている物資を迅速かつ円滑に提供できるようにする。

同社は国内で食品・飲料の需要増を受けて生産体制を増強しており、供給拡大で倉庫不足が懸念されることから自動倉庫を備えた物流センターを新設、基盤を拡充する。併せて、同市と「SDGs未来都市御殿場を共に創る包括連携協定」を締結した。

同協定は防災・減災、脱炭素、産業振興への取り組みや教育をはじめとする市民サービスの向上などで両者が連携するほか、市が推進している「木育」の実現へ御殿場産材の普及や製品化を検討、森林資材の有効利用・活用を後押しする。大規模災害が発生した際の必要物資供給や、新たな感染症が流行した際に必要となる物資の支援でも協力する。


協定に調印したアイリスオーヤマの大山健太郎会長(左)と勝又正美御殿場市長

アイリスオーヤマは東日本大震災などを契機として2021年に富士小山工場(静岡県小山町)で飲料水の生産を始め、23年には富士裾野工場(静岡県裾野市)を新設したが、需要が伸び続けているため富士小山工場の生産ラインを増設する予定。

■御殿場物流センター 概要

所在地 静岡県御殿場市小倉野92-2
総投資額 約70億円
敷地面積 約30,000㎡
建設総面積 約30,000㎡
自動倉庫パレット数 約25,000枚
竣工日 2026年予定
保管商品 飲料水など


新センターの竣工イメージ(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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