ラサール、茨城・つくばで4.9万㎡の物流施設開発へ

首都圏広域カバー可能、25年2月竣工見込む

ラサール不動産投資顧問は1月22日、茨城県つくば市で新たな物流施設「（仮称）谷田部物流センター」を開発すると発表した。

地上2階建て、延床面積は4万9137㎡を計画しており、2025年2月の竣工を見込む。

建物完成イメージ

常磐自動車道の谷田部ICから約2.1km、首都圏中央連絡自動車道（圏央道）のつくば中央ICから約2.5km。首都圏広域をカバーできる立地で、つくば市中心部につながるサイエンス大通りに面し、近隣エリア配送にも適しているとみている。

荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機を6基設置する予定。南北両面に合計72台分のトラックバースを備え、13台分のトラック専用待機場、ドライバー用トイレ、喫煙室も設ける。

倉庫は両面バースで1mのプラットフォーム式を採用。梁下有効高は5.5～6.5mを確保し、クロスドックとしての作業効率の良さや、保管効率の高い倉庫デザインを提供できるよう配慮する。

BCP対策として非常用発電機を設置し、緊急時にも荷物用エレベーターや一部コンセント、トイレなどのライフラインを停止させないようにする。環境配慮では人感センサー付きLED 照明や節水トイレなどを取り入れる。CASBEE（建築環境総合性能評価システム）のAランク取得を見込む。将来は太陽光発電設備の設置を可能にする。

【施設概要】

【周辺地図】

【広域地図】

（藤原秀行）※いずれもプレスリリースより引用