FDA施設登録などもカバー、ワンストップで支援
国際物流などを手掛けるノーパットは1月29日、米国向け食品の冷凍リーファーコンテナ混載海上輸送サービスの提供を1月25日に開始したと発表した。
新サービスは日本側の輸出通関や海上輸送に加え、米FDA(食品医薬品局)の施設登録、原材料が米側の輸入規制に抵触しないかなどの輸入規制調査、米側の輸入者対応、オプションとして現地通関後の最終目的地までの米国内の冷凍輸送手配までカバー。同社は日本初のリーファーコンテナの混載と貿易対応がセットとなった冷凍輸送のワンストップサービスになっていると主張している。
同社は新サービスを利用することで、1パレット当たりの輸送コストを約80%(同社比)削減できると見積もっている。販売先の希望に合わせて、米国内の指定倉庫までの輸送手配が必要な場合にも対応可能。
今後は2024年中に日本発台湾・マレーシア・ベトナムの各国向けと、各国から日本着の冷凍リーファーコンテナの混載サービス提供開始も予定している。
【1パレット当たりの費用】
【スケジュール】
(藤原秀行)※いずれもノーパット提供