ACSL、米子会社がインフラや農業関連製品手掛けるヴァルモントと戦略的パートナーシップの覚書締結

ACSL、米子会社がインフラや農業関連製品手掛けるヴァルモントと戦略的パートナーシップの覚書締結

高性能なドローン売り込み図る

ACSLは1月31日、米子会社のACSL, Inc.がデラウェア州に拠点を置くValmont Industries(ヴァルモント・インダストリーズ)と1月30日付で米国市場の重要インフラ産業におけるドローンの導入と利用を促進する戦略的パートナーシップの覚書(MOU)を締結したと発表した。

ヴァルモントはインフラと農業の関連製品を手掛け、21カ国でビジネスを展開。インフラ設備の点検などにドローンを活用する専門の事業部門を有し、積極的に現場へドローンを投入している。

ACSLはセキュアで多用途かつ高性能な小型空撮ドローンの需要の高まりに対応するため、2023年1月にカリフォルニア州で米子会社を立ち上げ、同年12月には戦略的代理店のGeneral Pacificに「SOTEN(蒼天)」50機を納品した。

今年1月にはSOTENの価格と販売代理店を発表し、米国で本格的に販売をスタートした。ヴァルモントとタッグを組み、米国のインフラや農業の領域へ自社の高性能なドローンを売り込んでいきたい考えだ。


米国に輸出したSOTEN(蒼天)(ACSL提供)

ACSLグループと米国企業がMOUを締結したのは5社目。

(藤原秀行)

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