活用方法体験可能な実店舗も、利用伸び悩みか
メルカリは1月31日、フリーマーケット「メルカリ」で売れた商品を容易に発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」と、フリマの活用方法を体験できる実店舗「メルカリステーション」を終了すると発表した。
メルカリポストは設置している店舗によって終了日が異なるが、2月末時点で全て運営を完了。また、メルカリステーションはドコモショップ内の10店舗が2月末、マルイ店舗内8拠点が3月末にそれぞれ閉鎖する。
メルカリは2020年2月、フリマの利用を促すため、非対面で商品の発送が可能なメルカリポストの提供を開始。同年6月には出品経験のない潜在顧客層へのタッチポイント拡大を目的にワンストップで出品体験を提供するメルカリステーションをスタートさせた。
終了の理由は明らかにしていないが、いずれも想定ほど利用が伸びなかったため、継続を断念したとみられる。
(藤原秀行)