当初は50アイテム、生活のインフラ基盤強化と需要開拓図る
無印良品を展開する良品計画は2月5日、、コープデリ生活協同組合連合会(さいたま市)へ無印良品の商品供給を開始すると発表した。
宅配サービスの際、専用のチラシを配付、2月19日から注文を受け付ける。インターネット注文は2月12日から可能。
コープデリが商品を供給する関東信越8都県6生協(コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープデリにいがた)の宅配組合員約180万人が無印良品の商品を購入できるようになる。日本生活協同組合連合会の在庫型物流インフラを活用することで、注文の翌週に配送できると想定している。
生協への無印良品の商品供給は2018年6月にコープこうべ向けでスタート。今回のコープデリで6地域目となる。コープデリの6生協に商品を届けることで、当該地域の中山間地域など同社が出店できていない地域にも日常生活に必要な商品を届け、生活のインフラ基盤強化と需要開拓を図る。
コープデリは無印良品ブランドを取り扱うことで、既存ユーザーの商品選択肢を増やし満足度向上と若年層の新規ユーザー獲得を目指す。
取り扱い商品は当初、全国でも人気のスキンケア用品、靴下、掃除・洗濯用品、調理小物など、生活の基本となる約50アイテムを予定しており、その後は利用状況を踏まえながらラインアップを拡大する。
主な取り扱い予定商品(良品計画提供)
(藤原秀行)