アルプス物流が愛知・小牧に倉庫開設、初のAMR活用した自動倉庫導入

アルプス物流が愛知・小牧に倉庫開設、初のAMR活用した自動倉庫導入

3.3万㎡、中京地区の3拠点集約

アルプス物流は2月6日、愛知県小牧市で新たな倉庫が完成したと発表した。地上5階建て、延床面積は約3万3000㎡。

同社は中京地区に3拠点(名古屋営業所、高森台倉庫、瀬戸営業所)を構え、同地区におけるビジネスを拡大してきた。一段の事業規模拡大に向け、新倉庫建設に踏み切った。

中京地区で運営してきた3拠点の機能を再編・集約し、2月5日に新たな「名古屋営業所」として営業を始めた。

新倉庫は電子部品などの取り扱いに適した空調設備を導入し、万全のセキュリティ管理体制を敷いている。需要などの変化へ柔軟に対応できる倉庫を目指し、電子部品のピース管理をする保管エリアの確保、車載や輸出入大型貨物増加を見込んだパレット貨物の保管能力拡大を講じている。

自働化の面では同社として初めて、AMR(自律走行搬送ロボット)を活用した自動倉庫を5月に導入する予定。保管場所への格納やピッキング作業等を自働化し、倉庫業務の効率化を図る。

【施設概要】
名称:アルプス物流 (新)名古屋営業所
住所:愛知県小牧市大草西88番地
延床面積:約33,000㎡、地上5階建て
稼働開始:2024年2月5日


倉庫の外観(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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