三菱地所コミュニティ、管理マンションにライナフの「スマート置き配」導入開始

三菱地所コミュニティ、管理マンションにライナフの「スマート置き配」導入開始

オートロック物件でも対応可、ルールを管理組合に提案しセキュリティ維持図る

三菱地所コミュニティとライナフは3月13日、業務提携したと発表した。三菱地所コミュニティが管理するマンションへライナフが展開している「スマート置き配」を導入する。

「スマート置き配」はオートロック付きのマンションでも置き配を実現できるシステム。居住者不在時でも、スマートロックで認証された配送業者のみが入館、宅配物を配達できるため、セキュリティを保ちつつ再配達削減につなげられると見込まれている。

ECサイトの利用増加に伴い集合住宅居住者の置き配利用が広がり、共用部分の廊下などに荷物が置かれるケースが増えているものの、分譲マンションでは管理規約や使用細則によって共用部分の使用に制限があるため、置き配の利用には課題が残っている。三菱地所コミュニティは「置き配に関するルールの整備」を管理組合に提案するなど、セキュリティを維持できるようにする構え。

(藤原秀行)※両社提供

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