JR貨物や日本トランスシティと連携、三重~岩手間で本格運行開始
ジャパンマテリアルとJR貨物、日本トランスシティの3社は3月19日、半導体の製造過程で使う「半導体材料ガス」の長距離輸送を鉄道にモーダルシフトしたと発表した。
「2024年問題」や脱炭素化を考慮した上で拡大する半導体需要に対応するため、昨年6月に三重県の四日市駅から岩手県の水沢駅まで、鉄道コンテナを用いたトライアル輸送をスタート。貨物への振動や温度保持などで問題がないことを確認したため、本格運行に踏み切った。
鉄道コンテナに積載した半導体材料ガス(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)