25年度の運用開始目指す
九州電力は3月19日、私募リートの設立準備を本格化させると発表した。
同社の100%子会社として、不動産の資産運用を担う「九電都市開発投資顧問」を7月1日付で設立。2025年度をめどに私募リートの組成、運用開始を目指す。
私募リートのポートフォリオに組み入れるアセットの対象エリアは九州を中心に首都圏や関西となる見通し。
アセットの種類は今後詰めるが、オフィスビルや賃貸住宅、物流施設、ホテルなど幅広い種類になるとみられる。優良案件に投資し、地域活性化にも貢献したい考え。
(藤原秀行)