次世代物流施設の実現図る
GROUNDは3月29日、工具通販大手MonotaRO(モノタロウ)で執行役物流部門長として物流領域を統括してきた吉野宏樹氏が取締役副社長に就任したと発表した。
最先端のマテハン設備導入などを経験が豊富な吉野氏を経営陣に招聘し、GROUNDが目指す次世代型物流施設の実現を図る。
併せて、セゾン情報システムズを経てGROUNDの創業期からソフトウェア開発を担ってきた執行役員の中島大造氏が取締役に、2023年からオカムラとGROUNDの顧問を務めてきた山下佳一氏が社外取締役にそれぞれ就いた。
吉野宏樹氏(よしの・ひろき)
1997年日本出版販売入社。楽天(現楽天グループ)、シグマクシスを経て2011年楽天物流取締役、12年ロジフォルム代表取締役を歴任。ロジスティクス領域における戦略、プロセス・サービス設計、コスト最適化など一貫してロジスティクス領域に従事。14年にMonotaRO執行役物流部門長に就任。複数の大規模物流センターの立ち上げを含む物流拠点ネットワークの構築、通算1200台を越えるAGV(無人搬送ロボット)導入など自動化を促進し、需要予測、在庫配置、顧客サポートなどオペレーション機能全般をリード。直近では新たな自動化技術を活用した次期物流センターの構想、基本設計にも貢献した。
吉野氏(GROUND提供)
(藤原秀行)