組合側が決定、事務折衝継続
港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は4月2日、2024年の春闘で、事業者で構成する日本港運協会(日港協)と東京都内で中央団体交渉を開催した。
組合側が大幅な賃上げをあらためて要求したのに対し、経営側が事務折衝の継続を要望。組合側は経営側の動きを見極めるため、通告していた4月6、7日のストライキは2週間延期する方針を決めた。
次回団交は4月18日に開くが、妥結できなければ組合側は再びスト実施を通告する見通し。
(藤原秀行)