大和物流、仙台エリアで6カ所目の物流拠点稼働

3.9万㎡、電子機器の保管・配送などに活用想定

大和物流は3月29日、仙台市で新たな物流拠点「仙台泉物流センター」の稼働を4月1日に始めると発表した。

仙台泉物流センターの外観

同社は既に仙台近郊エリアで5カ所、総延床面積3万8823㎡（1万1744坪）の物流施設を運営している。市場性の高い仙台都市圏内での拠点拡大を図るため、6拠点目の開設に踏み切った。

商業施設が密集した仙台都市圏の店舗向け配送拠点や電子機器などの保管・配送拠点として運営する計画。

「泉パークタウン工業流通団地」が所在する仙台市泉区北部地域は先端産業を中心とした企業の集積が進んでいるため、先端電子部品などの取り扱いにも対応した物流センターとして活用する。

東北自動車道の泉ICから車で約10分（約4km）、仙台駅から約35分（約10km）、仙台港から約30分（約20km）の場所に立地。仙台市街地への近距離配送や東北地方の広域輸送のハブ拠点として適しているとみている。

近郊地図

近隣拠点との位置関係

トラックバースを建物内に設けている全天候型センターのため、天候に左右されず貨物を積み降ろしできると想定している。

施設概要

（藤原秀行）※いずれもプレスリリースより引用