物流需要の伸びに対応
澁澤倉庫は4月5日、神戸市と大阪府茨木市の計2カ所で危険物倉庫が竣工したと発表した。
神戸支店摩耶営業所七突倉庫は神戸港のほぼ中心に位置しており、多様な輸出入貨物に対応できる仕様を採用。海上コンテナ作業にも適した一部高床型ドックレベラーの設置や様々な梱包形態をカバーした特殊機器を備え、危険物への物流需要が伸びているのに対応する。
AEO制度に基づく特定保税承認者の認定を取得し、通関、保税管理も含めた国際輸送に関するサービスを一括して請け負う拠点として運営する。
【施設概要】
所在地:神戸市中央区小野浜町10番44号
敷地面積:3,069.03㎡
延床面積:A棟:871.50㎡ (約263.6坪)、B棟:604.17㎡(約182.8坪)
構造:鉄骨造、平屋建2棟
竣工:2024年3月25日
大阪支店茨木営業所茨木危険物倉庫は西日本物流網の結節点となっている名神高速道路の茨木ICから約2Kmに位置。消防法危険物第4類貨物全般の保管・入出庫業務が可能な機能を有し、同危険物の指定数量倍数は300倍と茨木市で最大の指定倍数倉庫となっている。近年需要が増えているリチウムイオン電池などを主に取り扱う予定。
【施設概要】
所在地:大阪府茨木市西河原北町12番35号
敷地面積:3,574.50㎡
延床面積:795.30㎡ (約240.57坪)
構造:鉄骨造、平屋建
竣工:2024年3月29日
(藤原秀行)※いずれも澁澤倉庫提供