グループ最大規模を想定、自動化など設備に100億円投資計画
トラスコ中山は2月9日、2022年12月期決算の説明会を開催した。
この中で、既に新設の方針を公表している愛知県北名古屋市の物流拠点「プラネット愛知」の現況を公表。稼働開始は2026年7月を予定していることを明らかにした。
2022年の段階では、24年中の稼働開始を目指す意向を表明していたが、先送りした格好だ。
投資金額は約288億円で、このうち業務自動化などの設備に約100億円を投じる。延床面積は2万7184坪を計画しており、在庫は100万SKU(最小管理単位)、1日当たりの出荷能力は10万行、出荷金額は約2億円を見込む。
同社がグループで展開している物流拠点としては、埼玉県幸手市の「プラネット埼玉」(延床面積1万2915坪)を上回り、最大規模となる見通し。
(藤原秀行)