ベーシック・キャピタル・マネジメント、東京・品川の国際海運フォワーダーに出資

ベーシック・キャピタル・マネジメント、東京・品川の国際海運フォワーダーに出資

東南アジア圏で金属・プラスチックの輸出に強み、成長支援図る

中小・中堅企業を対象とする投資ファンド運営を手掛けるベーシック・キャピタル・マネジメントは4月11日、運営するファンド「BCM-V投資事業有限責任組合」が出資する特別目的会社(SPC)を通じて、敬洋国際物流(東京都品川区南品川)の株式を取得したと発表した。

具体的な出資比率や株式取得額は開示していない。

敬洋国際物流は2008年創業の国際海運フォワーダーで、中堅・中小企業向けの特定領域・航路でニッチトップ企業のポジションを確立している。特に東南アジア圏で金属・プラスチックの輸出に強みを持ち、近年は東南アジア圏の経済成長を背景に、売上高を拡大させてきたという。

ベーシック・キャピタルは出資により、創業オーナーと連携して成長を支援するのが狙い。事業承継後の経営体制の構築・管理体制の整備・営業体制の強化を中心として、事業の拡大を推進する。

(藤原秀行)

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