5月8日から、「2024年問題」考慮
ファンケルは4月16日、通信販売サイト「ファンケルオンライン」や会報誌、広告などで「送料無料」の表示を見直すと発表した。
5月8日から「送料はファンケル負担」もしくは「送料当社負担」へ切り替える。「2024年問題」を考慮し、物流費用を誰が負担しているかを明確化する。
ファンケルは通販の注文が年間約700万件に上る。昨年12月、消費者庁が通販事業者らへ「送料無料」表示見直しについて自主的に対応するよう要請したのを受け、送料無料の表示見直しに踏み切る。
併せて、4月18日~6月30日の間、配送回数削減による環境負荷低減とドライバーの負担軽減を目的とした取り組みを2つ実施する。
「置き配」を選択したユーザーに1回当たり10ポイントのファンケルポイントを付与。また、「ファンケル定期便」を利用している顧客が別製品を注文する際、「ファンケル定期便」の注文製品と一緒に配送する「おまとめ配送」を選ぶと、1回当たり通常30ポイントのところ、60ポイントを付与する。
(藤原秀行)