荷主・物流企業の保有不動産活用戦略をサポート
シーアールイー(CRE)は5月22日、荷主企業・物流企業の課題解決をワンストップで支援するため、事業法人や不動産プレイヤーの企業不動産戦略(CRE戦略)をサポートするククレブ・アドバイザーズ(東京都千代田区内神田)と5月15日付で資本・業務提携契約を締結したと発表した。
具体的な出資額は開示していない。
提携により、CREは新たに「CRE戦略構築・実行支援サービス」を自社の顧客に提供する。ククレブの独自開発したテックシステムと専門的な知見・ノウハウを活用したCRE戦略に関するコンサルティングやアドバイザリー業務と、CREの物流不動産ソリューションを組み合わせ、荷主企業・物流企業が抱える経営・不動産・物流などに関連した課題をワンストップで解決できるようにする。
今後はククレブが有する不動産ニーズに対するCREのマスターリースなどのノウハウを活用した共同提案や、CREが推進する物流不動産開発に関するサービス・ソリューションとの連携による事業シナジーの創出も順次図っていく考え。
(プレスリリースより引用)
CREは2023年、ククレブと協業をスタート。顧客企業の大手卸売業に対し、ククレブが「CRE戦略検討に関するコンサルティングサービス」を提供するなど連携を深めている。
(藤原秀行)