山田社長が表明
記念式典であいさつする山田社長
プロロジスの山田御酒社長は7月30日、「プロロジスパーク古河3」(茨城県古河市)の完成記念式典であいさつした。同社長は「古河はまさに関東のど真ん中に位置しており、根強い(物流施設)需要がある。『古河4』『古河5』も考えていきたい」と述べ、今後も同市で先進的施設を続けて開発していくことに強い意欲を示した。
プロロジスは「古河3」を含め、全国で40棟のBTS型施設を開発してきた。隣接する「古河1」はスズケングループ、「古河2」は日立物流ファインネクストがそれぞれ専用で使っており、「古河3」はセンコーの拠点「古河PDセンター」として活用される。
式典に同席したセンコーの嘉永良樹取締役副社長執行役員は「今年度末に当社が所管する物流施設は国内外で360万平方メートルを目指して建設している。物流施設に関しては時代の変化へ柔軟に対応するため、自社アセットと賃貸を5対5とする戦略を今後も踏襲していきたい」と説明。プロロジスの施設に引き続き期待を寄せていた。
(藤原秀行)