スマホで設定可能に、ディスプレイの解像度向上なども
アイオイ・システムは6月5日、デジタルピッキング表示器の無線シリーズに3種類の新機能を搭載、6月下旬からは横型タイプのNW2978N、7月下旬からは縦型タイプのNW2979Nの販売をそれぞれ開始すると発表した。
NW2978N 横型無線表示器
NW2979N 縦型無線表示器
デジタルピッキング表示器は、物流倉庫や工場のピッキングや仕分けの際に使用する作業支援システム「デジタルピッキングシステム」で活用する機器を指す。保管棚に表示器を設置してランプを点灯させ、光と音で作業者を誘導、ミスを防ぐ。
新機能はNFC(近距離無線通信)を活用し、スマートフォンで無線表示器を設定できる上、機器故障時でも設定情報を取得することが可能。 衝撃吸収カバー(標準装備)付きで、落下などの衝撃にも耐えられるようにしたほか、ディスプレイの解像度を高めてテキストや二次元コードなどの情報をより分かりやすく表示できるようにしている。
新機能を駆使し、複雑化の傾向が続くピッキングや仕分けでミスを抑制、作業の品質を維持・向上できるようにすることを目指す。
横型コンテナ設置イメージ
縦型かご車設置イメージ(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)