スケジュール変更・遅延時はプッシュ通知、船積み書類の一元管理も可能に
日新は6月6日、デジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」で新たに「作業進捗管理・本船動静トラッキング機能」の提供を開始したと発表した。
Forward ONEは顧客とフォワーダーの間で行われる国際輸送費の算出、本船スケジュール・輸送スペースの確認、ブッキング依頼、書類のやり取り、船積み作業の進捗管理、本船のトラッキングといった一連の過程を、オンラインサイト上で一貫して済ませることが可能。
Forward ONEの画面イメージ
新機能は日新が手配する各作業の進捗情報を分かりやすく可視化し、作業や本船のスケジュール変更・遅延が発生した場合はプッシュ通知で利用者へ迅速に知らせる。
船積み書類の受け渡しもサイト上で一元管理できるようにする。また、トラッキング情報も日々最新のものに自動で差し換えるとともに、メンバー間でチャットを使ってメッセージをやり取りできるため、コミュニケーションを促進できると見込む。
今後は「貨物保険の見積検索機能」や「ユーザーごとの個別見積価格の表示」に加え、「輸送モードごとのCO2概算排出量の見積検索結果への表示」や「多言語表示」などの機能も開発、実装していきたい考え。
今後の開発イメージ(いずれも日新提供)
日新は6月19日、今回の機能追加に関する無料オンラインセミナーを午後2時から開催する。
(藤原秀行)