アルコールインターロック搭載
アルコール検知システムなどを手掛ける東海電子は6月20日、「飲酒運転できないクルマ」(中古車)の販売事業を7月1日に始めると発表した。静岡県富士市の「富士販売センター」で取り扱う。
飲酒運転できないクルマ販売サイト
飲酒運転できないクルマ販売事例
「飲酒運転できないクルマ」は、運転者が酒気を帯びているとエンジンがかけられない装置「アルコールインターロック」を搭載している車両。肉親や同居家族による飲酒運転に悩む人のために販売する。
2021年6月に千葉県八街市で起きた飲酒運転死傷事故の後、肉親の飲酒運転に悩む人がアルコールインターロックを家族の自家用車に装着したいという声が増えていたという。
従来はアルコールインターロックを購入する際、1台1台取り付けの可否を調査する必要があり、その調査をしている間に装置の購入をあきらめてしまうケースもあった。
そこで、あらかじめ中古車を調達してアルコールインターロック装置を装着し、動作保証ができている自動車そのものを販売することにした。
実車
(藤原秀行)※いずれも東海電子提供