大型車駐車可能なコンビニやガソリンスタンドなども容易に検索可能
カーナビゲーションシステム向けデジタル地図などを取り扱うジオテクノロジーズは6月25日、運送事業者の業務効率化を支援するクラウドベースのサービス「スグロジ」のトラック対応カーナビゲーション機能を商品化したローエンドサービス「スグロジ パーソナル」の提供を同日開始したと発表した。
スグロジはトラック対応カーナビ、集荷配送先情報の共有、動態管理システムを1つにした日本初の高性能物流システムとして2022年に提供を開始、好評を得ている。
スグロジのユーザーからは「トラック対応カーナビゲーションのみを提供してほしい」、「1ライセンスから低価格で利用したい」、「既に他社の物流システムを導入済みのため、利用中の物流システムと連携させたい」といった要望が寄せられているのを踏まえ、トラック対応カーナビ機能だけ切り出してサービス化することにした。
スグロジ パーソナルは商品化に際し、従来のUI画面をさらに使いやすく改善。他社の物流システムと連携することで、運送事業者のシステム投資効率化も図る。
大型車やトラックを駐車することが可能なコンビニやガソリンスタンド、道の駅などをワンタップ検索することが可能。ドライバーが安心して休憩できる施設を表示する。
地図画像から航空写真画像への表示切り替えができる。常に配送現場が異なるドライバーは、現地状況の把握が容易になると想定している。
さらに、全国地図や都道府県毎の地図をダウンロードすることにより、通信が届かない環境下でもカーナビ機能を使える。他社の物流システムのスマートフォンアプリケーションやWebブラウザサービスと「スグロジ パーソナル」を連携させることもできる。
価格は1ライセンス当たり月額600円(税抜き)で、1ライセンスから提供できる。
(藤原秀行)※いずれもジオテクノロジーズ提供