ユーグレナ、マレーシアのペトロナスグループとバイオ燃料原料用微細藻類の大規模生産技術を共同研究

ユーグレナ、マレーシアのペトロナスグループとバイオ燃料原料用微細藻類の大規模生産技術を共同研究

26年末まで、製造プラントへの供給目指す

ユーグレナは8月28日、マレーシアの石油大手Petroliam Nasional Berhad(PETRONAS、ペトロナス)子会社で研究開発を担うPetronas Research(ペトロナスリサーチ)と、微細藻類の大規模生産技術を確立し、環境負荷の低いバイオジェット燃料「SAF」や次世代バイオディーゼル燃料「HVO」などのバイオ燃料の原料として活用することを目指す包括的共同研究契約を8月21日付で締結したと発表した。

ユーグレナとペトロナスリサーチは7月26日に最終投資決定を発表したユーグレナ、PETRONAS、イタリアのエネルギー大手Eni(エニ)グループのEnilive S.p.A.の3社によるバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトに、バイオ燃料用原料を供給していくことを目標に設定している。

微細藻類の大規模生産に向けた培養、藻体回収、油脂抽出、脱脂藻体といった副産物利用などに関する技術開発で連携する。共同研究は2026年末までの予定。

(藤原秀行)

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