東京建物、マルチ型冷凍・冷蔵と危険物専用倉庫併設型の物流施設開発に着手

東京建物、マルチ型冷凍・冷蔵と危険物専用倉庫併設型の物流施設開発に着手

特集倉庫に参入、27年竣工見込む

東京建物は8月30日、自社開発の物流施設ブランド「T-LOGI」シリーズで初めて、マルチテナント型冷凍・冷蔵物流施設「(仮称)T-LOGI大阪弁天町」(大阪市)と、同じくシリーズ初の危険物専用倉庫併設型物流施設「(仮称)T-LOGI厚木」(神奈川県厚木市)の開発に着手したと発表した。

マルチテナント型の特殊倉庫(冷凍・冷蔵倉庫および危険物倉庫)の開発事業に参入した。

「(仮称)T-LOGI厚木」は需要拡大が見込まれる危険物(第4類)にも対応可能な専用倉庫として想定、ドライ倉庫と併設することを念頭に置いている。

「(仮称)T-LOGI大阪弁天町」は>延床面積が約5970坪で2027年後半、「(仮称)T-LOGI厚木」は約7030坪で27年春の竣工をそれぞれ見込んでいる。

【物件概要】

物件名称 「(仮称)T-LOGI 大阪弁天町」 「(仮称)T-LOGI 厚木」
竣工 2027 年後半(予定) 2027 年春(予定)
所在地 大阪府大阪市港区弁天六丁目 5 番 4 他(地番) 神奈川県厚木市金田 960 番 1 (地番)
アクセス 阪神高速 17 号「安治川」IC 約 0.8km、
「弁天」IC 約 1.2km、
阪神高速 16 号「波除」IC 約 1.4km、
「本田」IC 約 2.5km
JR 大阪環状線「弁天町」駅 徒歩約 14 分
圏央道「圏央厚木」IC から約 3.5 ㎞
東名高速道路「厚木」IC から約 6.5 ㎞
小田急小田原線・相鉄鉄道本線・JR 相模線
「海老名」駅からバスで 10 分程度
敷地面積 約 2,851 坪 約 4,460 坪
延床面積 約 5,970 坪(予定) 約 7,030 坪(予定)
規模 地上 4 階建 4 層ボックス(1 階片面バース)
※BTS(お客様専用倉庫)のご相談可能
平屋建 危険物専用倉庫 2 棟
地上 5 階建 4 層ボックス(1 階片面バース・5 階事務所)1 棟
※BTS(お客様専用倉庫)のご相談可能
耐震区分 耐震 耐震
主な特徴 ① 希少な大阪市内に位置し、大阪中心部・大阪港へのアクセスも抜群の立地により、都心配送・広域配送等様々なニーズに対応可能。
② JR大阪環状線「弁天町」駅から徒歩圏内であり、雇用にも優位。
③ 1 棟貸対応・分割対応いずれも可能なことから、幅広い規模の面積に対応可能。
① 一般倉庫では保管できないアルコール類や家庭用蓄電池等の「第 4 類引火性液体」の保管が可能。
② 大規模なドライ倉庫も併設させることで、顧客のニーズに合わせた柔軟な対応が可能。
③ 圏央道のICだけでなく、名古屋圏(中部圏)と関東を繋ぐ東名高速道路のICも利用可能なことから、関東一円への配送のみならず、2024 年問題に対応した広域配送の中継地点としても利用可能。


位置図

(藤原秀行)

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