トラスコ中山は4月22日、新潟県三条市で物流拠点「HC東日本物流センター」が竣工したと発表した。延床面積は4万8338㎡で、稼働開始は今年8月の予定。

同社は全国28カ所の物流センターに約62万アイテムの在庫を保有し、顧客の副資材調達の利便性向上をサポートしている。HC東日本物流センターは今年5月に稼働開始予定の「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)に続いて30カ所目の物流センターになる。
以前は「プラネット新潟」と呼称していたが、新たにHC東日本物流センターに変更した。
新センターは既存のホームセンタールート向け物流を担う。ホームセンターへの売上拡大に伴い、在庫保管能力や出荷能力が最大値に達しつつあり、より効率的な作業環境を構築するとともに、より多くの顧客のニーズに対応するため、移転に踏み切った。
移転後は、ホームセンタールート向けの納品体制をさらに強化し、ホームセンターからの「ストアブランド商品の在庫化」や「店舗ごとの仕分け納品」といった要望をカバーするため、保管の能力と出荷体制を強化する。
新センターは海外メーカー商品のストックの役割も担当する。同社は現在、タイ、米国、ドイツ、台湾、香港の5カ国・地域に仕入先拠点を設け、海外一流メーカー商品の取り扱い拡充を進めている。
新センターを日本海側の陸揚げ拠点として位置付けるとともに、まとまった数量で輸入する海外仕入れ商品を集約保管し、全国の物流拠点への在庫補充機能を手掛けることで、海外輸入商品の在庫管理体制の強化を目指す。
なお、機能を移転した後の既存の「HC東日本物流センター」は、名称を「プラネット新潟」に変更し、新潟エリアにおける物流サービスの向上へ機能を強化する。これまで新潟支店および新潟北支店の在庫は、群馬県伊勢崎市の「プラネット北関東」から供給していたが、今後は「プラネット新潟」からの供給体制に移行する。
ユーザーにより近い場所で必要な商品を保有し、「最速」「最短」「最良」の全てを備えた納品を実現していきたい考えだ。
新たなHC東日本物流センターの概要
| 所在地 | 新潟県三条市福島新田丁 431 番 2 |
| アクセス | 上越新幹線「燕三条」駅より 7 km(車で 15 分) |
| 敷地面積 | 7,956 坪(26,300 ㎡) |
| 延床面積 | 14,622 坪(48,338 ㎡) ※東京ドーム約 1 個分 |
| 建物構造 | 複合構造(柱 RC・梁 S 構造)、免震構造、消雪装置 |
| 階数 | 倉庫 4 階 / 事務所 3 階 |
| 能力 | 保管点数:16 万アイテム / 出荷行数:3.5 万行/日 |
| 建屋着工 | 2024 年 8 月 |
| 建屋竣工 | 2026 年 4 月 |
| 稼動 | 2026 年 8 月(予定) |
| 設計 | 株式会社日建設計 |
| 施工 | 鹿島建設株式会社 |
| 投資総額 | 土地・建物:約 168 億円 / 設備:約 14 億円 |

(藤原秀行)※いずれもトラスコ中山提供











