既存の消防設備を補完、早期の異変把握と迅速な初期対応可能と想定
AIによる防犯・防災システムを提供するアースアイズ(東京都港区浜松町)は4月21日、AI火災検知システム「ファイヤープリベンションAIシステム」(F.P.A)に関し、、パン(水平・左右)、ティルト(垂直・上下)、ズーム(拡大・縮小)の各動作を遠隔で操作することが可能な「PTZカメラ」を活用した自動巡視運用の提案を本格化すると発表した。。
F.P.Aは、AIによる映像解析を用いて、火や煙の兆候を視覚的に捉える。PTZカメラと組み合わせることで、1台で広い範囲を自動巡視しながら異変を検出し、必要に応じてズームによる確認を行う運用が可能になると想定している。
F.P.Aは、煙感知器や熱感知器といった消防用設備を代替するものではなく、既存の消防設備を補完する自主設置設備と位置付けており、高天井施設や広い空間における早期の異変把握とより迅速な初動対応をサポートする。

一般的な消防設備などによる監視とF.P.Aを活用した監視のイメージ(一部画像はAIにより生成)
【表:高天井・広い監視エリアにおける監視方法の比較観点】
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比較項目 |
一般的な消防設備等による監視 |
F.P.Aを活用した監視 |
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高天井空間での把握 |
煙や熱が天井付近の設備に到達するまで、時間を要する場合がある |
映像解析を活用し、火災の早期発見を支援 |
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広い監視エリアへの対応 |
監視対象や設備方式に応じた設計が必要となる場合がある |
PTZカメラを活用した巡視運用の提案が可能 |
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既設設備の活用 |
既設設備の構成による |
環境に応じて既設カメラ活用の可能性を検討可能 |
※実際の性能・運用性は、設置環境、設備構成、対象条件等によって異なる
F.P.AとPTZカメラを組み合わせることで、高天井空間や広い監視エリアでも監視装置と火元との距離の影響を受けにくい形で、早期の異変把握とより迅速な初動対応を可能にすると見込む。
設備の環境に応じて既設カメラを活用した構成にも対応しており、現場条件に応じて柔軟に導入することもできる。
(藤原秀行)※いずれもアースアイズ提供












