風力発電など成長事業後押し、海事産業の脱炭素貢献図る
商船三井は10月4日、海技・技術部門を担っているグループ3社を2025年4月1日付で統合すると発表した。
対象はMOLマリン&エンジニアリング、商船三井オーシャンエキスパート、MOLシップテック。MOLマリン&エンジニアリングが存続会社となり、残りの2社を吸収合併する。、
(商船三井提供)
新会社はプロフェッショナルな技術集団として、デジタル活用を軸としながら、海事・新造船建造コンサル、海事人材訓練、船員サポートから、運航支援・メンテナンスまで幅広くサービスを展開。
商船三井グループが注力している風力発電関連などの成長事業を支えるとともに、将来はサービス販売を通じて海事産業の脱炭素を強力に後押しできるようにしたい考え。
統合会社の社名や代表者は25年3月に発表する予定。
(藤原秀行)