自動倉庫活用、製品の安定供給図る
ミヨシ油脂は10月15日、茨城県阿見町で7月末に完成した新たな物流拠点「阿見倉庫」が同日、本格的に営業を開始したと発表した。
圏央道の阿見東ICから1.6kmで、主要物流企業の自社倉庫や大手デベロッパーの賃貸物流施設が立ち並ぶ一角に立地。主に冷蔵・冷凍品を保管するA棟(延床面積1万2016㎡)と、常温品を主に保管するB棟(990㎡)の2棟から成る。
東京都葛飾区堀切の東京工場敷地内に構えていた物流倉庫の在庫を阿見倉庫に全て移した。今後は自動倉庫を活用するなどして業務を効率化し、「2024年問題」など環境が厳しい中でも製品を安定供給し続けられるようにする。
阿見倉庫の外観(ミヨシ油脂提供)
(藤原秀行)