輸送効率化と脱炭素経営をワンストップで支援
CO2排出量算定サービス「ASUENE(アスエネ)」などを手掛けるアスエネは11月25日、NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)と企業のトラック・鉄道・船舶・航空を活用した物流を最適化し、CO2排出量削減を支援するデータ連携を実行すると発表した。
両社は今年5月、資本・業務提携契約を締結し、NXグループのCO2排出量の可視化・削減に取り組んでいる。今後はNXグループの顧客に「ASUENE」を紹介し、事業におけるCO2排出量の可視化・削減を促進する。
さらに「ASUENE」とNXグループが展開しているCO2排出量算出ツール「エコトランス・ナビ」のデータを連携させることで、導入企業は物流におけるCO2排出量データを一元管理し、Scope3のカテゴリ4(輸送、配送 :上流)と、カテゴリ9(輸送、配送 :下流)の排出量削減のための最適な方法を検討できるようになると見込む。
加えて、脱炭素につながる機器やサービスを販売するウェブサイト「アスエネストア」を介してNXグループの物流脱炭素ソリューションを提供し、企業の物流面でのCO2排出量削減を促す。
(藤原秀行)