体制強化図る
郵船ロジスティクスは11月29日、地域営業を担うグループの郵船ロジスティクス東北（山形市）、郵船ロジスティクス北関東（宇都宮市）、郵船ロジスティクスつくば（茨城県つくば市）、郵船ロジスティクス信州（長野県岡谷市）、郵船ロジスティクス北陸（石川県小松市）、郵船ロジスティクス九州（福岡市）の6社を2025年4月1日付で郵船ロジ本体に統合すると発表した。
郵船ロジは1990年代以降、地方圏で国内販売代理店として連結子会社の地域個社を設立、主に貨物輸送の販売・取扱業務を委託してきた。
国内の地域営業体制を強化し、多様化する顧客ニーズに高付加価値な品質で柔軟に対応できるようにするため、再編することにした。
各地域での営業力強化はグループ全体で成長を持続させるための重要なテーマと捉えており、2023年度にスタートした現行の中長期経営計画「TRANSFORM 2025」の第3フェーズでも、地域密着型営業の強化を基本戦略に位置付けている。
グループ全体では2025年4月1日からGlobal Headquarters機能を別会社として運営することによって、各組織の役割と機能の明確化を図る中、日本地域はこれまで確立してきた国内市場での事業基盤をベースにして体制を変革していく方針。
（藤原秀行）
