千趣会、住商グローバル・ロジからベルメゾンロジスコ株式を買い戻しへ

千趣会、住商グローバル・ロジからベルメゾンロジスコ株式を買い戻しへ

25年1月1日付で完全子会社化

千趣会は11月29日、同社の通販サービス「ベルメゾン」の物流業務を担うベルメゾンロジスコ(BML)を2025年1月1日付で完全子会社化すると発表した。

現在は住友商事傘下で物流事業を展開している住商グローバル・ロジスティクス(SGL)がBML株式の66.6%、千趣会が33.4%を保有している。千趣会がSGLの持ち分全てを取得する。取得額は開示していない。

BMLは2012年8月創業。主にベルメゾンで取り扱う商品の管理・梱包・出荷業務を担当しており、岐阜県の可児市と美濃加茂市の2カ所で大規模物流センターを運営している。17年にSGLがBMLへ資本参加した。

千趣会は完全子会社化の理由について「SGL、BML、当社の3社による継続的な取り組みにより、共同事業の目的とした成果が一定程度得られた」と説明している。今後もSGLとの協力関係は維持する。

(藤原秀行)

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