[PR]安価な見える化ツールの提供から踏み込んだDX支援へ━━KURANDOが事業領域を拡大

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KURANDOのオフラインサービスが始動
見える化ツールの提供から物流DX支援へ

株式会社KURANDO

KURANDOは今年8月、ユーザー会を発足した。取り組み事例や知見をコミュニティ内で共有してツールの活用レベルを引き上げる。9月の国際物流総合展では社員総出で来場者に対応、オフラインサービスに本格的に乗り出した。効果的で安価な見える化ツールの提供から、顔の見える物流DX支援に役割を拡大する。(本誌編集部)


岡澤一弘 代表取締役


菅野裕介 社長付事業推進担当

KURANDOユーザー会を発足

──庫内作業のデータを取得するクラウドサービス「ロジメーター(Logimeter)」の導入拠点数が2021年4月のリリースから3年余りで600を超えました。
岡澤「ロジメーターはこれまで世の中になかったサービスなので、まずは市場に受け入れてもらうこと自体がチャレンジでした。しかし、蓋を開けてみればわれわれが想定していた以上のペースで普及が進み、かつ1年以内にサービスを打ち切るユーザーが5%にも満たないと分かり、かなりの手応えを感じています。そのため次のステップに進むことにしました」

「これまで当社はオンラインでサービスを完結させることにこだわってきました。できる限り安価な料金でサービスを提供するためです。多くのユーザーにプラットフォームとして使ってもらうにはそうする必要がありました。当社のスタッフがヒアリングやセットアップのために逐一現場に出向いていたら、どうしてもコストがかかってしまいます。そのコストが最終的にはサービス単価に乗ってくる。そうならないようにコストのかかる部分を削ぎ落としてサービスを設計しました」

「それを多くのユーザーが認めてくれたのは、サービスのリリースがちょうどコロナ禍と重なったことも影響していると思います。すべての打ち合わせが強制的にオンラインになって、現場に行かないことが当たり前になった。そのやり方でもシンプルな導入であればまったく問題ないことが分かりました。今後もユーザーとのファーストコンタクトからロジメーターを型通りに導入するところまではオンラインで完結させます。これから新たに追加していくサービスもそのやり方で徹底的に安価に提供する」

「ただし、ユーザーと新しい取り組みを一緒に企画したり、次のサービス展開を探るために意見交換したりするのは、オンラインだけでは十分ではありません。実の濃い話をするにはどうしてもオフラインのコミュニケーションが必要です。ロジメーターのマーケットを確立するという最初の課題がクリアできたことで、ようやくその段階までこぎ着けました」

国際物流展ブースにVIP席

岡澤「まず今年8月に初の『KURANDOユーザー会』を開催しました。ロジメーターは、取得したデータをどう活用するかという点をユーザーの手に委ねています。そのためユーザーは『この活用法で本当にいいのか』『他にもっと良い使い方があるかも知れない』と感じることがある。実際、『他のユーザーの話を聞きたい』との要望を受けていました。そこでユーザー同士の意見交換の場を用意しました」

──ユーザー会で具体的に何をやるのですか。
菅野「第1回はユーザー4社・16人に参加者を絞りました。オフラインのクローズドな集まりにすることで、現場の実態などあまり公にはできない話も含めて深い情報交換をしてもらおうという狙いです。4社にはロジメーターの活用事例をそれぞれ約10分で発表してもらい、それに対する質疑応答が5分間ずつ。後半はフリーディスカッションで、事前に4社から聞いていた議論したいテーマについて話し合いました」

「会社は違っても、同じツールを使って同じテーマに取り組んでいる人たちの集まりですから、かなり突っ込んだ議論ができました。お互いの取り組みに刺激を受けたり、『よそも同じなんだ』と安心したり、最後の懇親会も盛り上がりました。このイベントをきっかけにユーザー同士の横のつながりができて、現場を相互に訪問し合うようになった、との報告も受けています。参加者の満足度は高く、既に第2回の開催を決定しています」

岡澤「ユーザー会に続いて今年9月の『国際物流総合展』では約250平米のブースを出展して、普段は全国に分散してフルリモートで働いている当社のスタッフを全員呼び寄せ、社員総出で来場者の対応に当たりました」

「今回の出展の一番の狙いは既存のユーザーにサービスを活用する『深度』を深めてもらうことでした。そのためにブースの入口で既存ユーザーと新規で訪問いただいた方を分けさせてもらいました。新規の方には順路に沿ってロジメーターの機能と活用事例を紹介した展示物をご覧いただき、必要に応じて近くのスタッフに質問してもらう。そして最後にアンケートに答えて『KURANDO』のロゴ入りTシャツをお持ち帰りいただく」

「一方、既存ユーザーには最初から当社のスタッフが張りつきました。オンラインでしか会ったことのないユーザーと直接対面するチャンスですから、リラックスした雰囲気の中でいつもとは違う話もしてもらえるように、ブースの一部をVIP席にしてソファを配置し、ノンアルコールビールなど飲み物も用意しました。その席でこれまでよりも踏み込んだ提案をしたり、自分たちのサービスがどう役に立っているのか、直に話を聞くこともできました」

菅野「これから色々な会社にKURANDOのコミュニティに入ってもらい、さまざまな要望をいただきながら、サービスをブラッシュアップしていきたいと考えています。ユーザーと深く関わっていくことで、われわれは良いサービスを提供できる。コミュニティがKURANDOを育ててくれる。そしてKURANDOは成長の果実をユーザーに還元していくという好循環を目指します」


国際物流展のブースには多くの人だかり


KURANDOの社員総出で来場者に対応


ユーザー会終了後そのまま懇親会に

お問い合わせ先

株式会社KURANDO
〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 大崎ガーデンタワー 9F トンネルTOKYO
https://kurando.io/
MAIL : support@kurando.io

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