霞ヶ関キャピタルが仙台で開発の賃貸型3温度帯倉庫、ワイヤーハーネス・ケーブル製造や電子機器組み立てなどのササキが一部利用決定

霞ヶ関キャピタルが仙台で開発の賃貸型3温度帯倉庫、ワイヤーハーネス・ケーブル製造や電子機器組み立てなどのササキが一部利用決定

今年7月竣工、ドライ区画活用

霞ヶ関キャピタルは12月2日、開発用地のソーシングと企画立案を手掛け、アセットマネジメント業務を受託している仙台市の物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉I」の一部区画で、産業用ワイヤーハーネス・ケーブルの製造や電子機器の組み立てなどを担うササキ(山梨県韮崎市)が使用することが決まったと発表した。ドライの区画を利用する。

同施設は今年7月に竣工した、ドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応可能なマルチテナント型物流施設。東北自動車道の泉ICから約1km、仙台市中心部から10km圏内、仙台港から20km圏内に位置している。仙台市街地への近距離配送と、東北地方の広域輸送の両方を担えると見込む。

非常に強固な岩盤層上に建設しており、南北方向に長く、北、西、南側三方路に接面する敷地特性を活かして、北側の3層のドライ倉庫棟と南側の4層(1、2階バースのため2層使い可能)の冷凍冷蔵棟から成る。ドライ棟、冷凍冷蔵棟はそれぞれ2テナントに分割可能。

環境に配慮し、冷凍冷蔵棟に設置する設備は自然冷媒によるものを採用。施設屋根には太陽光発電パネルを取り入れ、最上階の熱負荷を軽減するとともに比較的安価な電力を提供できるようにして、入居テナントの運営費用低減を図る。

(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供

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