持ち株比率100%に引き上げ、中国エリアの輸送機能継続・強化図る
F-LINEは12月20日、広島を地盤とする運送会社の芸北急送(広島市)を同日付で買収したと発表した。
F-LINEは2021年4月、芸北急送株式の33.4%を取得、持ち分法適用会社化していた。残りの株式も全て取得、100%子会社化した。株式の取得額は開示していない。
芸北急送はこれまでにもF-LINEの食品配送を中国地方で担ってきた。完全子会社化して関係をさらに強化し、「物流2024年問題」やトラックドライバー不足の下でも輸送機能の継続・強化を図る。
芸北急送は1955年設立。直近の売上高は約15億円だった。
(藤原秀行)